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紹介やリピートがある今だからこそ、新規顧客との接点を整えておきたい

【この記事で整理すること】

紹介やリピートで仕事が続いている会社では、
既存のお客様との関係の中で価値が伝わっているため、
今すぐ営業や集客に困っているわけではありません。

一方で、初めて出会う人とは、その関係性も体験もありません。

そのため、新たな顧客を獲得したいと仕事が減ってから慌てて動こうとしても、
「何をどう伝えればいいのか分からない」という状態になることもあります。

この記事では、紹介やリピートで評価されてきた価値が、
初めて見る人にも伝わる状態になっているのか。

そして、紹介やリピートがある今だからこそ、
新しいお客様との接点を整えておく意味について整理します。

紹介やリピートがある会社ほど、今すぐ困っているわけではない

紹介やリピートで仕事が続いている会社では、既存のお客様から声をかけてもらえるため、
今すぐ売上が止まるということはありません。

毎日忙しく仕事をこなし、依頼も相談もある。
だから、「営業をしなきゃ」という危機感は、あまりありません。

ホームページも、会社案内も、営業資料も、一度作ったまま。
「そろそろ見直した方がいいとは思うんだけどね」
そんな話を聞くことも少なくありません。

それは目の前にやるべき仕事があるからです。
むしろ、既存のお客様との関係がうまくいっているからこそ、
今すぐ大きく動く必要を感じにくいのだと思います。

ただ、お客様と話していると、
「もし大口の取引がなくなったら、減ったらどうなるんだろう」
「新しいお客様との接点を、自分たちで作れているかと言われると自信がない」
「このままでいいのかな」そんな不安を抱えているとも教えてくれました。

確かに、その状態がずっと続くとは限りません。

今の状態がずっと続くとは限らない!?

実際にご相談いただいた経営者の方から、こんな話を聞いたことがあります。
長年続いていた大口の仕事が、ある日突然なくなってしまったそうです。

それでも、支払いはあります。社員の給料もあります。会社を止めるわけにはいきません。
その方は、すぐに取引銀行へ連絡し、既存の取引先にも相談に回ったそうです。

幸い、他の取引先に取引量を増やしてもらうことができ、大きな問題にはなりませんでした。
ただ、その一か月は、ほとんど眠れなかったと話していました。

「仕事がなくなるなんて、考えたこともなかった」
「すぐにどうにかしなければと思ったけれど、何をすればいいのか分からなかった」

そんな話を聞きました。そして、その経験をきっかけに、
「ホームページで集客なんてできるのか、正直分からなかった」
「ずっと放置していたホームページを見直したい」
「新しいお客様との接点を、少しずつ作っていきたい」という相談につながりました。

仕事が減ってから営業を始めることはできます。決して遅いわけではありません。
ただ、接点も、認知も、伝える準備もない状態から始める時間は、とても苦しいものです。

だからこそ、紹介やリピートがある今だからこそ、
新規顧客との接点を整えておく意味があるのだと思います。

その価値は、まだ出会っていない人にも役立つかもしれない

紹介やリピートで仕事が続いているということは、
誰かにとって役に立っている価値があるということです。

品質かもしれません。対応力かもしれません。相談のしやすさかもしれません。
安心感かもしれません。長く付き合う中で積み重なった信頼かもしれません。

必ずしも、技術や価格だけで選ばれているわけではありません。
既存のお客様は、仕事を通じてその価値を知っています。

「この会社なら大丈夫」「相談すれば何とかしてくれる」「こちらの事情を分かってくれている」
そうした関係性の中で、仕事が続いていることも多いはずです。

そう考えると、その価値は、今のお客様だけのものではないかもしれません。
まだ出会っていないお客様にとっても、役に立つ可能性があります。

ただし、その価値が、初めて見る人にも同じように伝わるかどうかは、別の話です。

初めて見る人には、関係性も体験もない

既存のお客様には、これまでの関係性があります。
紹介の場合も、「〇〇さんの紹介だから」という安心感があります。

でも、初めて見る人には、それがありません。まだ一度も取引をしたことがない。
誰かから詳しく聞いたわけでもない。営業担当と話したわけでもない。

その状態で、Webサイトや会社案内、実績ページを見ています。
初めて見る人は、長い説明を受けたいわけではありません。

まず見ているのは、「自分に関係がある会社なのか」
「自分にメリットがありそうか」「相談してもよさそうか」ということです。

これは、Webサイトでも、展示会でも、会社案内でも、営業資料でも同じです。
初めて接する人は、関係性がない状態で見ています。

だからこそ、こちらが伝えたいことを並べるだけではなく、
相手が安心して次に進める接点になっているかどうかが大切になります。

Webサイトは、新規顧客とコミュニケーションの接点になる

ホームページは、単に会社を紹介する場所ではありません。

初めて見る人とコミュニケーションを取る場所でもあります。

営業担当が普段説明していること。既存のお客様が評価してくれていること。
相談された時に自然と伝えていること。
それらを、24時間、365日、伝え続けてくれる接点になりえます。

もちろん、Webサイトだけですべてが完結するわけではありません。
でも、Webサイトを軸にして考えると、会社案内、営業資料、実績ページ、
展示会での見せ方など、他の接点にも一貫性を持たせやすくなります。

つまり、Webサイトを育てることは、単に画面を整えることではありません。

新しいお客様に対して、自社がどんな会社で、何を大切にしていて、
なぜ相談してよいのかを伝え続ける土台を育てることでもあります。

見込み顧客に伝わる状態は、自然にはできあがらない

紹介やリピートで評価されてきた価値は、すでに会社の中にあります。
ただ、それが初めて見る人に伝わる状態になっているとは限りません。

自社では当たり前になっていることほど、外からは見えにくいものです。
既存のお客様が分かってくれていることほど、
わざわざ説明しなくてもよいと思ってしまうことがあります。

しかし、初めて見る人にとっては、その当たり前がまだ分かりません。

なぜ選ばれているのか。どんな相談に向いているのか。
どんな価値を提供しているのか。なぜ安心して相談できるのか。

こうしたことが見えなければ、関心を持っても次の行動には進みにくくなります。
だからこそ、新規顧客に伝わる状態は、自然にはできあがりません。

自社の価値を、初めて見る人にも分かる形に整えていく必要があります。

安定している今だからこそ、新規顧客との接点を整えておきたい

紹介やリピートで仕事があることは、とてもありがたいことです。
それだけで会社が回っているということは、
すでにお客様から評価されているということでもあります。

だからこそ、その価値を、今のお客様だけに閉じず、
初めて見る人にも伝わる状態にしておきたい。

困ってから慌てて始めるのではなく、今すぐ困っていない今だからこそ、少しずつ整えておく。

その積み重ねが、将来の安心につながることもあります。

Dactiveでは、Webサイトや会社案内、営業資料などを単なる制作物としてではなく、
初めて見る人が「相談してみよう」と判断できる接点として整える支援を行っています。

> 詳しくは、支援内容ページをご覧ください。

この記事を書いた人

(株)ディアクティブ/ゆいと/デザイナー。Webサイト、広告デザイン、エディトリアルデザイン、パッケージデザインまであらゆる視覚伝達情報設計に携わる。なんか面白いことないかなーと考えながら生きている。トライ&エラーを繰り返す、実験好き。

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